偕楽霊園墓地

 墓地は元々、浄安寺の本堂の東側と南側にありました。昭和20年7月の津大空襲で津の市街地と一緒に当山の本堂も焼失致しました。その後、市街地の復興(戦災復興事業)のために、現在の偕楽公園の西に移転しました。

 この事業は昭和32年9月8日から始まり昭和34年に完成致しました。

戦争が終わって間もない時期、今のようにショベルカー等は無い時代で、移転工事は大変困難をきたしました。

山を開拓した所に、墓石を並べるという、十分な整備もされないままの出発でありました。

その後、皆様の協力のもとに一歩、一歩整備されてきたのであります。

当山東墓地

平成9年、法面に中段までブロックを積む

平成12年、法面保護のために客土リュウノヒゲの植栽、通路に砂利を散布する。

平成22年より水屋、階段改修、手すり設置を考案し、約4年半かけて平成27年に完成致しました。

お詣りする人がいなければ聖地は護れないという、前住職(29世 安蓮社心誉立兵上人)の想いの元、檀家信徒の皆様の協力もあり、完成致しました。

 

 

東墓地階段、手すり。

 

階段の下に配管を通し、水はけが良いように設計致しました。

当山西墓地

平成19年、西墓地に水道を引く。

平成22年、水屋新築工事と法面ブロック積工事、フェンスの設置、階段の改修と手すりの設置を致しました。

西墓地階段、手すり

歴代上人墓地
450年前から当山をお護りして頂いた、歴代上人墓地です。(東墓地にあります)

450年前から当山をお護りして頂いた、歴代上人墓地です。(東墓地にあります)